AROCCO Charity Concert
三人のピアニストによるコンサート
AROCCO公式サイト
2006年11月24日に「エミリオ・コロン チェロリサイタル」の収益金で三人のピアニストによるコンサートを開催致しました。
浜松国際ピアノコンクールの様々なイベントに、出場者による「ホームコンサート」があります。コンクール実行委員会に申し込み、もし受けて下さるピアニストがいれば実現するコンサートです。
岡部の皆さんに、これから世界にはばたく若いピアニストの演奏を、是非聴いてほしいと、思い切って申し込みました。「果たしてこんなに遠くまで来て下さるかしら?」「いえ、きっと来て下さる!」と不安を抱きながら、チラシ作成からたった一人で準備し始めましたが、ラッキーなことに3人も現れました!
いずれもイタリアから「第6回浜松国際ピアノコンクール」に参加した方々です。
ガブリエレ・バルドッチ(26歳)
ヴィレル・ヴァルボネシ(24歳)
ダニエレ・リナルド(22歳)
当日は、全13曲もの素晴らしい熱演の連続で会場は酔いしれました。
画像が大変小さいのですが、その様子です。
【プログラム】
バッハ:平均率クラヴィーア曲集第2巻 ニ短調(ヴァルボネシ) 変ホ長調(バルドッチ)
ヘ短調(リナルド)
ショパン:バラード第1番(バルドッチ)
スケルツォ第3番(リナルド)
リスト:タランテラ(ヴァルボネシ)
パガニーニによる大練習曲第2番 変ホ長調(バルドッチ)
ワーグナー/リスト:イゾルデの死(バルドッチ)
ドビュッシー:喜びの島(ヴァルボネシ)
練習曲第5番(リナルド)
練習曲第12番(バルドッチ)
ラヴェル:夜のガスパールより「オンディーヌ」(リナルド)
徳山美奈子:ムジカ・ナラ〜ピアノのために(リナルド)
ロビーで開場を待つ人達(左)満席のお客様(右)
最後に全員で「紅葉」の二重唱を歌い、無償で弾いて下さった三人に感謝しました。
我家のレッスン室で打ち上げでした。スタッフは手料理持参です。
真夜中まで疲れを知らず、ソロや二台ピアノなど次から次へ演奏して下さいました。国際コンクールを受ける人達のテクニックってすごい!そして、さすがに若い!それはそれは楽しい時間でした。
翌日は玉露の里、柏屋の見学をして戴き、蔵を改造したレストラン「一祥庵」でランチを楽しんで戴きました。コンサートを聴いた女将さんが大層喜んで下さってコーヒーをご馳走して下さいました。いい女将さんです!
AROCCOは世界中の災害や戦争で被害を被った人達を援助する為にボランティア演奏をしたりチャリティーコンサートを企画しています。