top of page

エミリオコロン・チェロリサイタル

AROCCO公式サイト

2006.6.6  町民センターおかべ(現在の市民センターおかべ)にてヨーロッパ、北中南米でリサイタルやオーケストラとの共演で活躍されている

チェリストエミリオ・コロン氏とピアニストの杉浦有朗(なりあき)氏による『エミリオ・コロン デェロリサイタル』を開催しました。

 

       ≪プログラム≫
       バッハ:無伴奏ソナタ 1番
       シューマン:幻想小曲集 op.73
       ショパン:ノクターン 遺作 嬰ハ単調、序奏と華麗なるポロネーズop.3
       フランク:チェロソナタ イ長調
       レクオーナ:アフロ・キューバン舞曲ヨリ「黒人ノ踊り」「ルクミ教徒の踊り」
       ピアソラ:「ジプシーのタンゴ」「天使の死」

チェロの魅力的な響きがホールいっぱいに響き渡りました。
そして、温かな空気が流れ、満席のお客様にとても喜んでいただけました。演奏者達も、日本での最後のコンサートとあって、感慨深いものがあったようです。
コロン氏は風邪を引いてらして、体調が悪かったと、後になって知りました。そんなことは微塵も出さず、流石プロ!
最後のアンコールには「夏の思い出」を弾いて下さり、益々、心が通い合いました。

 友人をはじめとする「人脈」の、そのまた向こうの「人脈」まで広がって、皆さんが、大勢の方にお声をかけ、お誘い下さったお陰で、補助席を出すほどの満席となりました。
本当に、皆さん、有難うございました!

スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
コロン氏の右隣りは松原真弓さん。ピアニスト杉浦有朗氏とは音校時代の同級生。実は、このお二人のご縁からコンサートが生まれました。そのまた右隣りが奥田先生ご夫妻。ご夫妻のご尽力あってこその開催でした。本当に有難うございました。

杉浦さんのピアノは多彩な音色があって、とても素晴らしい伴奏でした。ファンが出来たほどです。是非ソロを聴きたい、という声がありましたので、急にホームコンサートをお願いしましたら、「ソロの楽譜はアメリカから何も持って来ていないし、更に今はピアノを練習出来る環境が無いんですよ」と言いながらも、快く引き受けて下さいました。とても爽やかな好青年です。どうされるのか、と思ったら、なんとピアノの譜面台にパソコンを置き、13曲も弾いて下さいました。譜めくりの松原真弓さんは、指でポンとタッチ。前代未聞の譜めくりでした!

今回の「エミリオ・コロン チェロリサイタル」の収益金で「第6回浜松国際ピアノコンクール」に参加したピアニスト3名による無料コンサートを2006年11月に企画致しました。Concerts「三人のピアニストによるコンサート」のページをご覧下さい。これも偏にご来場戴きました皆様のお陰です。深く感謝致しております。今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

AROCCOは世界中の災害や戦争で被害を被った人達を援助する為にボランティア演奏をしたりチャリティーコンサートを企画しています。

bottom of page